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岩崎動物病院は、東京都台東区浅草のフェレット・そのほかのエキゾチックアニマルの診療が可能な動物病院です。

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スローロリスを飼うということ

スローロリスイメージ写真スローロリスは絶滅が危惧されている動物です。
日本では、外貌のかわいらしさからペットとしての認識が高い動物ですが、本来は大変貴重な野生動物なのです。
しかし、ペットとして輸入され、一度飼育をしてしまうと野生に還すことはほぼ不可能です。
また、飼育は非常に難しく、飼育の失宜から病気の個体を作り出してしまうこともすくなくありません。
現在スローロリスを飼育されている方、また、今後、飼育を検討されている方も、スローロリスの現状を今一度考えてみませんか。

スローロリスにかかわる法律


1.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

2005年7月1日からペットを目的としたサルの輸入は禁止されています。
http://www.maff.go.jp/aqs/hou/57.html


2.CITES附属書Ⅰ類(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に掲載

2007年9月13日から商業目的での国際取引は原則禁止になりました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/wasntn.html


3.種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)の施行

日本国内においても登録票なしでは販売・頒布目的の陳列、譲渡等(あげる、売る、貸す、もらう、買う、借りる)が出来ない動物になりました。
http://www.env.go.jp/nature/yasei/hozonho/index.html


日本の現状

スローロリス類の合法的な日本への輸入は2000年以降行われておらず、密輸の摘発がたびたび報道されています。またスローロリスの人工繁殖は困難といわれ、動物園でさえ繁殖実績が限られています。
現在日本で飼育されているスローロリスのなかにも、密輸された個体は存在します。しかし、販売店や購入者がそれを知らず、取引されたケースも非常に多いのです。


生息地では

森林伐採などによる生息地の減少、ペットや漢方薬の材料などの目的による密猟などで年々生息数が減少しています。
密輸の際には年齢を若く偽るためや、人間やほかのスローロリスがかまれることを防止するために、歯を爪きりなどで切り取ったり、無理やり抜くなどの処置が施されることも多く、その結果、感染症(敗血症)を生じ、しばしば死に至ります。
また、ストレスに非常に弱いため、空輸によって死亡する個体も多いといわれています。

歯を抜かれたスローロリスのイメージ写真密輸時に歯を無理やり抜かれたスローロリス
http://www.loris-conservation.org/database/


私たちにできること

  1. 登録票を申請する:登録票がなくても飼育は可能ですが、取得しないと、「貸し借り、売買、譲渡」などができないため、「だれかに少し貸す」だけでも基本的には違法になります。また、繁殖を行なう際には登録票を持っている両親から生まれた子供でなければ、子供の登録もできません。
  2. 登録票のない個体を購入しない:2007年9月13日よりも前から飼育されている個体は登録票を申請すると基本的には登録が可能です。また、登録票を取得している両親から生まれた子供は所定の基準を満たせば登録票を取得することが出来ます。つまり、2007年9月13日以降、登録票なしで売買されている個体は新たに密輸されてきたものということになります。
  3. 健康管理を行なう:スローロリスは大変貴重な動物です。しかし、まだ解明されていない点も多く、突然死も経験します。飼育の失宜からくる病などの病気を発症することも多いため、年1回の健康診断(血液検査、レントゲン検査など)をお勧めします。

登録票に関しては財団法人 自然環境研究センターへお問い合わせください
http://www.jwrc.or.jp/


スローロリス診察ご希望の方へ

岩崎動物病院では関東圏で有数のスローロリス診察経験をもつ動物病院です。
診察、健康診断をご希望の方は、まずはお気軽にお電話ください。
(電話予約:03-3876-9696)
診察可能な時間につきましては「診療時間」をご覧ください。

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