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岩崎動物病院は、東京都台東区浅草のフェレット・そのほかのエキゾチックアニマルの診療が可能な動物病院です。

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フェレットの食餌

三大栄養素としてのタンパク質、脂肪、炭水化物を利用できることがわかっています。ただし、フェレットは猫よりも肉食性が強く、高タンパク、高脂肪が必要とされています。


タンパク質

タンパク質は食事中に30~35%以上必要とされています。フェレットの必須アミノ酸について、最終的な研究論文は発表されていませんが、動物性タンパク質由来のアルギニンおよびタウリンが必須であることが解っています。そのため、植物性タンパク質のみの飼育では、健康に障害が生じるだけでなく、生命の維持すら出来ません。すなわち、動物性タンパク質を多く与えることが大切です。

脂肪

脂肪は食事中に18~30%程度必要とされています。脂肪はタンパク質の2倍のカロリーを有し、フェレットにとって重要なエネルギー源となります。 多くのフェレットは、脂肪分を多く含む食事に対し嗜好性を強く示します。脂肪が不足すると被毛に、乾燥、掻痒などの異常が見られることもあります。


炭水化物

炭水化物は食事中に4%以下が理想とされています。フェレットに盲腸は無く、食物繊維のような炭水化物を消化することを苦手としています。消化可能とされる炭水化物は、単糖類としてブドウ糖(グルコース)、二糖類として乳糖(ラクトース)、果糖(フルクトース)、多糖類としてのグリコーゲン、デンプンが挙げられます。植物由来の多糖類であるセルロースは分解することが出来ないとされており、その他の多糖類(デキストリンやグルカゴン)においては明確な研究は行われておりません。肉食動物であるフェレットに植物由来の炭水化物を与えることや動物由来のものであったとしても過度に与えることは、消化不良の原因となります。


フェレットフード

フェレット専用フードは、タンパク質、脂質を豊富に含み、利用可能な糖質や繊維質は抑えられているため「主食」として適しています。ただし、国内にある「ペットフード公正取引協議会」の品質基準と適正な表示の監視は犬猫のフードのみとなっています。現在のフェレットフードは各メーカーの自主規制のみとなっているため、購入の際には成分や原材料をしっかりと確認する必要があります。


水は1日に75~100ml飲むとされています。また飲み水は衛生的に管理し、常に飲めるようにします。水を大量に飲む場合や、まったく飲まない場合は病気の可能性がありますので、直ちに信頼の置ける獣医師などに相談することをお勧めします。普段より体重管理や食事量の管理などに加えて、健康時の飲水量を把握し、管理します。それにより、疾病の早期発見に役立つことになります。生理的な現象として、冬場に飲水量が減少します。それに伴い尿量が減少し、尿が膀胱で長時間貯留し、尿中に結石が形成されるといった危険性が増大します。そのため、生理的な飲水量の減少が認められた際には、運動量を増やす、フードと水を混合した食事を与えるなど、飲水量を増やす事により、結石を形成するリスクを減らせます。


副食

フェレット専用の補助栄養剤も嗜好性に優れていますが、偏食や消化不良の原因になります。与える際はコミュニケーションをとる場合、食欲不振の場合など、制限が必要です。


手作り食

手作り食はフェレットフードと違い、飼育しているフェレットに合わせて微調整が出来るという利点があります。
手作り食を与える場合、人間同様の食事を与えてしまいがちですが、人間とフェレットの食性の違いを十分理解する事が重要です。
フェレットフードのように、動物性タンパク質、脂肪、炭水化物をバランス良く含む手作り食はフェレットの主食として適しています。しかし、フェレットに栄養バランスの悪い手作り食を与えると、健康を損なってしまうので、与えてはいけません。


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