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岩崎動物病院は、東京都台東区浅草のフェレット・そのほかのエキゾチックアニマルの診療が可能な動物病院です。

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シマリスについて

シマリスとは

ネズミ(齧歯)目 Rodentia
リス科 Sciuridae
シマリス属 Tamias
シベリアシマリス Tamias sibiricus

亜種
チョウセンシマリス Tamias sibiricus barberi
チュウゴクシマリス Tamias sibiricus ssp.
                          Tamias sibiricus sibiricus
                          Tamias sibiricus albogularis
                          Tamias sibiricus asiaticus
エゾシマリス Tamias sibiricus lineatus

成体の体重:80~140g
寿命:オス 2.5~5年
        メス 8年(10年を越えることもあります。)
食性:草食性の強い雑食


シマリスとは、ネズミ目リス科シマリス属の動物の総称です。シマリス属には、約23種が属しており、1種が北東アジア、1種がカナダやアメリカ東部、残りは北アメリカ西部に分布しています。
日本で一般的にシマリスと呼ばれている動物は、北東アジアに分布するシマリス属の一種シベリアシマリス(Tamias sibiricus)です。シベリアシマリスは、シベリア全域、サハリン、モンゴル北部、中国北部~中部、朝鮮半島、北海道に分布し、数亜種に分類されます。
コンパニオンアニマルとして飼育されているシベリアシマリスは、主に亜種であるチョウセンシマリス(T.s.barberi)またはチュウゴクシマリス(T.s.ssp.)であると考えられています。チュウゴクシマリスと呼ばれている中には、中国に生息する複数の亜種が含まれていると考えられます。これらの亜種は、区別されずに流通し、外見での判別は困難です。さらにシベリアシマリスの亜種分類自体が混乱しているため、今後の研究が望まれます。一般的には、小型で体色が濃いものをチョウセンシマリス、大型で体色の薄いものをチュウゴクシマリスと呼んでいます。以後、シマリスとは、チョウセンシマリスまたはチュウゴクシマリスを指します。
現在、韓国においてチョウセンシマリスの輸出が禁止されたため、日本に輸入されるシマリスは、チュウゴクシマリスがほとんどであると考えられます。また、2005年9月1日より「動物の輸入届出制度」が始まり、ネズミ目の動物は、日本の施設基準に適合しているとして輸出国政府機関による保管施設の指定を受けた施設で保管されていた個体しか輸入できなくなりました。そのため、特定のいくつかの繁殖場からのみ輸入が行われていると考えられます。

北海道には、亜種エゾシマリス(T.s.lineatus)が分布しますが、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(以下鳥獣保護法)」により1994年から一切の捕獲・飼養が禁止されています。そのため、エゾシマリスは、コンパニオンアニマルとしての流通はありません。
シマリスは、昼行性、半地上棲で、樹上および地上での生活に適応し、鋭い鈎爪と発達した尾を持ちます。優れた跳躍力、敏捷性をもち、猛禽類などの天敵から身を守っています。背側には5本の縞模様をもち、これは森において保護色として働きます。また、頬袋があり、食糧を確保することができます。生理的特徴としてシマリスは冬眠することができます。気温が下がると地下深く巣穴を掘り、体温が低下し(2.8~8℃)呼吸数も減少します(1分間に3~4回)。シマリスの冬眠は、数日に一度は目を覚まし、貯蔵してある食糧を食べ、排泄をすることが特徴です。このような様式の冬眠をシマリス型冬眠と呼びます。冬眠期間の平均はオス171日、メス204日と報告されています。チョウセンシマリスの中でも、朝鮮半島南部の個体群は冬眠を行いません。そのため、飼育下でシマリスを冬眠させる場合は注意が必要です。


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