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岩崎動物病院は、東京都台東区浅草のフェレット・そのほかのエキゾチックアニマルの診療が可能な動物病院です。

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シマリスの繁殖

性成熟:約1年

繁殖時期

シマリスは、季節繁殖動物(繁殖する季節が決まっている動物)であり、冬から春にかけて(12月~5月)が繁殖季節です。繁殖季節になると、オスもメスも攻撃的になります。飼育下のシマリスであっても、性成熟後は人間を咬むようになる個体が多く経験されます。繁殖季節には、オスでは精巣が発達し、メスでは陰部が赤く膨らみます。メスは、14日周期で発情し、繁殖季節中に数回の発情を迎えます。1回の発情期は、1~3日で、交尾排卵動物だという報告もありますが、完全には解明されていません。発情期には、食欲が低下し、毛並みが悪くなることが多いです。繁殖をする場合は、メスが頬を膨らませて鳴き声をあげている日(発情期)にオスと一緒にする必要があります。


妊娠期間中について

交配に成功すると、28~35日間の妊娠期間の後、1~8頭(平均4~5頭)の子リスを産みます。妊娠したメスは、排他的で神経質になるため、オスとは別のゲージに分け、静かで落ちつける環境を与えて下さい。妊娠したメスには、普段よりもやや多めに動物性タンパク質を与えて下さい。妊娠、育児中のメスにストレスを与えると、育児放棄や子喰いの原因となります。


子リスについて

子リスは、体重約3gで生まれ、母乳のみで生後30日程度まで育てられます。その後、徐々に母親と同じ食事を食べるようになります。生後60日を過ぎたら離乳が可能です。子リスは、寒さや温度変化に大変弱いため、保温をする必要があります。生後間もない子リスであれば35℃程度、生後1~2か月の子リスであれば25~30℃に保温し、皮膚が乾燥しないように湿度70~80%に保つ必要があります。この時期に温度や湿度が足りないと、呼吸器疾患などが発生し、命を落とす結果になる可能性が高いと考えられます。


繁殖における注意事項

コンパニオンアニマルとして飼育されているシマリスは、北海道に生息するエゾシマリスと同種であるため、野外に出てしまうと帰化し、亜種間交雑が起きてしまいます。シマリスを野外に放つことは絶対に避けなければなりません。シマリスは、環境省の指定する要注意外来生物に指定されています。生まれたシマリスを全て飼いきれる設備や経済力があるのかよく考え、計画的に繁殖を行うように注意して下さい。



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